知ってたつもり
車検てなあに?


第8回

 「事故しちゃった・・・どうしよう」

 

どっかーん!
わかばです・・・
事故起こしてしまいました。
わたしの体は大丈夫なんだけど・・・
えーんえーん
死んじゃったらどうしよう

 

それは大変。まじめに聞いてください。

・‥…━━━…‥・

交通事故を起こしてしまったら、加害者はまず何をすべきか
《事故発生時に加害者が行うべき措置》
1.負傷者の救護と道路上の危険の除去
(1)運転の停止
ただちに自動車の運転を停止し、人や物に対する被害状況を確認します
(2)負傷者の救護
負傷者がいる場合はただちに救護し、必要があれば近くの病院に運ぶとか、救急車の手配を求めます
※救護の措置をとらずに現場を立ち去ると、運転者はひき逃げ(救護義務違反)となり処罰されます。また、運転者が被害状況を確認しなかったため、負傷者のいることを知らずに現場を立ち去った場合、あるいは運転者自身の判断で、負傷は軽微であるから救護の必要はないとして現場を立ち去った場合でも、ひき逃げ事故として同様に罰せられますから、事故を起こした時は必ず負傷者の有無を確認するようにしましょう。
(3)道路における危険の防止
交通事故の続発を防ぐため、事故車両を安全な場所に移動したり、接近してくる他の自動車に事故の発生を知らせるなど、道路における危険防止の措置をとらなければなりません。
※この場合、後で事故現場が分からなくならないような配慮が必要です。
警察への報告
負傷者の救護や道路における危険防止の措置が終わりましたら、運転者などはただちに最寄りの警察署(交番、駐在所でもよい)の警察官(現場に警察官がいればその警察官)に、次の5つの事項を報告する必要があります。(道路交通法72条1項後段)
1.事故発生の日時と場所
2.死傷者の数と負傷者の負傷の程度
3.損壊した物と損壊の程度
4.その交通事故にかかわる車両などの積載物
5.その事故についてとった措置

※憲法38条1項により、自己に不利益な供述は強要されないので、運転者に過失があることまで報告する義務はありません。
※この報告は、電話で行っても、人に依頼しても構いませんが、報告を怠った場合は処罰されます
事故状況の証拠の収集

交通事故は、加害者の一方的過失で起こるだけでなく、被害者の過失や、両者の過失の競合、あるいは道路の欠陥などが原因で発生することも少なくありません。
このような場合、加害者に対する刑事事件や民事責任(損害賠償の請求など)の追求などに備えて、被害者側の過失あるいは道路の欠陥などを立証する資料を収集しておくことが重要になります。
そのためには、現場の道路状況、衝突地点、停車位置、被害者の転倒地点、破片の散乱状況、事故車両の破壊状況などの写真を撮ったり、スリップ痕の位置や長さを測定したり、図面を作成するなどして記録しておくと後で大変役に立ちます。また事故の目撃者がいる場合は、その方の住所・氏名・目撃内容などをメモしたり、話をテープにとっておくと効果的です。

保険会社への通知など
交通事故を起こした場合、自動車保険の保険契約を締結している保険会社かその取扱い代理店に対して次の4つのことを通知します。
1.事故発生の日時、場所および事故の概要
2.被害者の住所、氏名または名称
3.事故の状況について話せる証人がいる時は、その方の住所、氏名または名称
4.損害賠償の請求を受けた場合の内容

※正当な理由がなくこの通知を怠ると、保険金が支払われないことがあります。特に対人事故の場合には、事故発生の日から60日以内に、書面でもって2に記した通達事項がされないと、原則として保険金が支払われないことになっているので注意が必要です。
・‥…━━━…‥・

ガリガリ音がしたときレオンちゃんが死んじゃうんじゃないかと思ってとっても心配しちゃった。

はいはい、そうですか。
まじめに答えてあげたのに・・・でもまさかの時のためにしっかり読んでおいてね。わかばちゃん。

 

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