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第1章◆草創期

 
 
石油協会の設立相次ぐ
   
わが国石油業界に初めて組織らしい組織作りが行われたのは、昭和5年、東京にあった各系列の代表格としての大手特約店7社の発起によって「石油協会」が結成されたのが嚆矢となる。当時、外油系としてライジングサン(欧州系)、スタンダード(米国系)、三菱(米国系輸入会社)、愛国、昭和などの製油会社があり、その勢力は外油国産ほぼ半々であったが、業界内には外油系商社の強力な資本をバックにした攻勢が素因となって、常に猛烈な販売競争が続いていた。これを嫌った前出7杜は「過当競争を改むるに非ずんば‥」の趣旨をもって任意の東京石油協会を結成したのである。「神奈川石油協会」はこの数年後に県内大手特約店10数人によって結成、磯部孝次郎を会長に、当社後藤張幹が筆頭メンバーに加わっている。これによって県下に繰り広げられている激しい競争に終止符を打とうとした。一方、顧客は、大半が経営基盤の弱いタクシー業や運送業であり、しかも業者は1台持ちの個人経営で、売掛金のこげつきは決して珍しいことではなかった。ガソリンを扱うどこの小売店でも、大なり小なり代金不払いに苦しんでいたのである。

高島町1丁目付近に開業した2代目省線横浜駅(大正14年)


豊商会開業から昭和10年全国自動車保有台数の推移

台数(台)
前年比%
大正13年
20,587
127.7
14年
26,446
128.5
昭和元年
35,802
135.4
2年
46,293
129.3
3年
60,533
130.8
4年
71,555
118.2
5年
106,606
149.0
6年
118,241
110.9
7年
125,136
105.8
8年
134,612
107.7
9年
156,582
116.2
10年
176,252
112.6
トラック・バス・乗用車・小型四輪車・オート三輪・二輪車・特殊車の合計
(資料)近代日本輸送史