サントリーから今年の3月24日に発売された”ギルティ炭酸NOPE”。
かなり大規模なプロモーションをしているので、知っている人も多いのではないでしょうか?
売り出してから1ヶ月も経ちませんが、見た目のインパクトと街をジャックした広告や店頭での大々的な売り出しなど、初動のマーケティングにかなり力を入れているという印象です。
近所のスーパーも一部ジャックされていて少し恐怖を覚えました…。

「ギルティ炭酸」というネーミングも、ストレス社会の現代で高まる健康志向に対するアンチテーゼのようでとても面白いなと思いました。
このNOPEが初動1週間で2,000万本出荷したという大ヒットを見て、経営学の話を思い出しました。
経営学では、新商品を開発する際には、競合の少ない市場や新しい顧客層をターゲットにする手法が用いられることがあります。
これらの市場や顧客層のことを、誰も手を付けていない青い穏やかな海に例えて「ブルーオーシャン」と言います。
反対に、競合がひしめく厳しい市場は、血の海に例えて「レッドオーシャン」と言います。
NOPEは炭酸飲料市場なので、ご想像の通り、市場としてはかなりレッドオーシャンです。
一見するとかなり厳しい市場ですが、レッドオーシャンが飽和しすぎと健康志向の高まりも相まって、もはやブルーオーシャンに近い状態だったのではないかと考えました。
そんなどれも変わり映えのしない市場において、潮流とは真逆のギルティさを押し出し、圧倒的な数のプロモーションで認知と関心を得ていくというNOPEの戦略は、まるで経営論のお手本のように思えます。
学生時代はこういった分析をよくやっていたので、懐かしくなって筆が進んでしまいました。
以上の分析にはもちろん穴もたくさんあると思いますが、たまにこういった視点から物事を見てみるのも面白いのでおすすめです。
ギルティ消費」もトレンドになりつつあるので、そういった面で考察や解説を見てみるのも面白いかもしれません。
肝心の味についてですが、飲んだ時にかなり酔っていたので覚えていません…。
気になる方はぜひ試してみてください!