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☆☆☆~ 癒しのCamp Life #9~☆☆☆

2021.03.29藤沢SS
豊商会のブログをご覧の皆様、癒しのCamp Life第9回です


第9回を始める前に、以前の記事でちょっと訂正があります。#7の冒頭でご紹介した逆さランタンですが、『Kampliteというメーカー』と書きましたが、実はこれは【AGM(アメリカンガスマシーン)】というメーカーです。
もう記事を書きながら興奮して間違えてしまいました(笑)お許しください☆


はい!それでは気を取り直して第9回いきましょう!
もうすぐ4月ですねぇ~だいぶ、暖かくなってきたので、キャンプしたくてウズウズしてます☆
ただ、筆者はバリバリの花粉症なのでこの時期は、そこだけしんどいのですが......
あともう少しでスギ花粉の時期を乗り越えられそうです(笑)


さて今回は、【薪・焚き火】について色々とお話していこうと思います。
最初は2回に分けようかと思ったのですが、長編での1回にする事にしました。
なので長いですが、お付き合い下さい(笑)


まず令和3年現在、ほとんどのキャンプ場で『直火』が禁止されています。
直火とは地面に直接、薪をくべる焚き火のやり方です。参考画像 ↓

jikabi.jpg

なぜ直火が禁止なのかと言いますと、いくつかの理由があります。
①環境問題(灰は土に還らない)、②山火事防止、③サイトが芝生の場合は芝生を傷めない為と色々ありますが実は、これが一番の理由って言うのが本当に残念でなりませんが、④キャンパーによるマナー違反(燃えカスの放置、立木のそばで焚き火、ゴミを燃やす)等があります。
ここ数年で圧倒的にキャンプ人口が増え、マナー違反をする人が増えてしまい致し方なく直火禁止にしています。
ただ、ごく稀に直火OKのキャンプ場も存在しています。非常に稀ですが。
もし直火OKのキャンプ場を利用する際は、必ずマナーを守って焚き火をして下さいね!

私も【野営感】が欲しい時は直火OKのキャンプ場をチョイスします。


では、直火禁止ならどうやって焚き火をするの??
そこで【焚き火台】というものが、ありとあらゆるメーカーから発売されています。

ではここで、様々な焚き火台をご紹介していきます☆ 私が使用している物もあります。


snowpeak.jpg coleman.jpg

まず左側から、焚き火台の先駆け的存在!【snow peak(スノーピーク)】
キャンプでの焚き火の際には焚き火台を使いましょう!となった時、真っ先に出たのがこのスノーピークと言われています。
良いですよねぇ~、いつか欲しいです☆ ただ、重くてお値段もお高いうえに調理にも不向きなのが難点...
そして右側が、Colemanのファイアーディスク!設営がチョー簡単!3本の足を出して完了(笑)
お値段もそこまで高くはないですが、やはり調理をするのにはちょっと不便なので焚き火専用かな~


piko.jpegtabi_titan.jpg

続いては昨今のソロキャンプブームの中で、こぞってソロキャンパーが使用している焚き火台!2台!
左側が、ピコグリルで右側が、ベルモントのタビです。
この手の焚き火台は非常に軽量かつ組み立ても簡単で収納もコンパクト☆ 五徳も付いてるので調理も出来ます!

uni.jpg

最後はコチラ☆ ユニフレームのファイアグリルです! 私が使用しているのはこの焚き火台です。
この子は本当に優秀で、焚き火も出来るし、網も付属してるのでBBQも出来て、更に別売りでロストルがあってそれを使えばスキレットやダッジオーブンまで乗せることも出来るので使用用途の範囲が広いのでこの子をチョイスしました☆

この他にも、まだまだ色んな焚き火台がありますので本当に買う時、迷います(笑)


続いては、焚き火をする際に必ず必要になる燃料、つまり薪です。
ただ単に薪といっても、何でも良い訳ではないです。種類がたくさんあって種類によって、使用する場面や順番があります。
薪は大きく分けて2種類に分かれます、柔らかく油分が多く火付きは良いが火持ちが悪い針葉樹(杉、松、檜etc.)と硬くて火付きは悪いが火持ちは良い広葉樹(楢、桜、欅etc.)です。
一般的に焚き付けには針葉樹、炎が安定してきたら広葉樹に変更という感じです。
この他にも焚き付けに杉の枯葉や松ぼっくりを使う事もできますね。

私はソロキャンでは焚き付けの際にライターや着火剤等は一切使用しません。その面倒な作業こそが焚き火の醍醐味なので。
グルキャン時は効率アップの為、着火剤を使用しますが。

私はまずブッシュクラフトで針葉樹の薪をバトニングして細めの薪を数本用意します。
バトニングとはナイフで薪割りをすることです。気になる方はYouTubeで検索してみて下さい。

KA_BAR_BK_2.jpgこれが私が使用しているバトニングナイフです。

これで薪を割って、太い薪を何分割かにして細くしていきます。

morakniv.jpg

次にこちらのモーラナイフを使いフェザースティックというものを作ります。

fezar.jpg

こんな感じですね。この時に使うのは針葉樹で、ナイフで削ってこのような形状にしていきます。
このフェザースティックを数本作っておきます。
次に焚き火台に麻紐をほぐしたものを乗せメタルマッチで着火させて火口を作り、それをフェザースティックに移します。
細い針葉樹の薪から順番にくべていき、炎が大きくなったら広葉樹の薪もくべていきます。

takibi.jpg

これくらいまでに炎が育てばOKです!

焚き火の焚き付けに自信が無い方はスウェーデントーチとかでも良いかも。↓ ↓

sweden1.jpg

ただ、丸太に切れ込みを入れただけですが、着火後しばらくはコンロとしても使えます。
丸太の中心に着火剤を入れて点火するだけなのでとっても簡単☆

sweden2.jpg

こんな感じで燃えていきます。
ただし1泊2日のキャンプでは使い切れないと思いますので、連泊でのキャンプにおすすめです。



ここまで色々とお話してきましたが、最後は現実的なお話です(笑)
焚き火の燃料となる薪の費用問題(笑) これ結構バカにならないです。
だって、ただ燃やすものにお金を掛けなくてはいけないのですから(笑)
焚き火好きの人はみんな、如何にして薪代を浮かせるかってのをちゃんと考えてます。

まず一般的に薪の使用量は1時間/1~2kg程度と言われていますので、それをベースに計算しましょう。
基本、薪はkg単価で計算します。ホームセンターは130円くらい、アウトドアショップで90円くらい。
ホームセンターは1束6kg850円程度、アウトドアショップで1束8kg800円程度。

1回のキャンプで10kg使う計算でいくと、ホームセンターで2束購入、1700円程度。
アウトドアショップで2束購入、1600円程度。
これを3~11月に月1回で行くとホームセンター15300円、アウトドアショップ14400円。
これが月2回だと単純に倍です......薪代だけで中々の金額になります。

数か月に1回しか、キャンプいかないって方はどこで買っても良いかな~ってのが正直な所。

ですが、私は多い時で月に3~4回は行くので、ホームセンターで薪買ってたら大変な事になります。
なので私は薪販売の業者さんの所へ行き格安で購入してます。
販売ロットは20kg~なので多いですが、全然使うから問題ない!!それに断然安い!!
kg66円なので、20kg1320円!!数年前は20円くらい安かったらしいです。
キャンプブームで需要が上がり相場が上がったようです。それでも安いですが。

maki.png

仕入れに行くとこんな感じで、車の中が薪だらけになって家に着くまで車内では薪の良い香りを堪能します(笑)
ちなみにこれで、60kgだったかな?80kgだったかな?それくらいです(笑)

家に着いたらキチンと綺麗に積み上げます。

makist.jpg

makisto.jpg

ストッカーに積んであるのが全て広葉樹です。右側のブロックの上に積んでるのが針葉樹です。
ちなみに針葉樹は、藤沢SSの裏手に枯れて朽ち果てていた貝塚伊吹の抜根を頼まれたので、幹を玉切りにして頂戴しました。
まだ水分を含んでいるので現在、乾燥中です。今年の秋か来春辺りで使えるかな~といった所です。
今後は乾燥用のストッカーをもう1台購入しようかと思っております。
同級生に植木屋さんが居て、伐採現場のあとならいくらでもあるよ~と言って頂けているので助かります☆
伐採直後の木材は水分がかなり含まれているので焚き火では到底、使えませんので乾燥させるスペースが必要ですからね!


さて、今回は長編になってしまいましたが最後までお付き合い頂きありがとうございます!!
本当はもっと細かい所も色々と書きたかったのですが(メタルマッチ、火吹き棒、薪割りについてetc.)それはまた何かのタイミングでしっかりと掘り下げていきたいと思います☆
何か為になる情報はありましたでしょうか?少しでもお役に立てたら幸いです☆



次回は、先日お世話になっているヴィンテージランタンショップのオーナーさんから、新たなランタンのオーバーホール、メンテナンス、チューンアップが完了しましたとの連絡がありましたので、その子の出逢いから受け渡しまでの経緯をご紹介したいと思っております!
このブログがアップされてる時には既に私の手元にある予定です☆


それでは、今回のブログはこの辺で......
次回もお楽しみに!!
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